イチロー

イチローと年齢

日米のイチローファン、野球解説者がそう口々に呟くのを幾度と無く耳にしてきた。

それは今年に限らず、イチローが少しの期間スランプに陥った時期や、怪我と体調不良で自身初の長期欠場を二度経験した2009年、酷い時には球場の照明が目に入り簡単なライナーを落球した時でさえ聞かれたものである。
その度、日本が誇る安打製造機は周囲をだまらせるどころか、批判を賞賛に換えるほどにヒットを量産し、年齢を感じさせない走力と信じられないホームランキャッチを見せつけては「この男に年齢は関係ない」と人々の意見を180度覆し続けてきた。

しかし、今年のイチローの不振は極めて深刻だ。毎年5月からエンジンがかかり始める彼にとって、4月は”彼らしくない”絶好のスタートを切れただけに、5月からの絶不調を年齢に起因するものだと結論付けるのは大変野暮な話ではあるが、シーズンの3分の1が消化しようとしている時期に打率が.270程度だと、チーム断トツの年俸を貰っている以上批判は免れないし、非常に健全な態度とも言えるだろう。ファンや解説者は選手を批判をする上で年齢を理由にしたくなるのが性なのか、若手のミスは「成熟していない」と言い、ベテランの不調は「衰えだ」と言う。イチローも例に漏れず、やはり衰えを指摘されているのは仕方のないところか。

この安直な批判をまた覆すには結果を残すしかない。
幸い、6月に入り1日の休暇を挟んでからのイチローのバットは留まることを知らず、6試合連続複数安打を記録した。ただ、彼の代名詞とも言える年間200安打には到底及ばないペースであることに変わりはなく、他の選手にとっては偉業であるが彼にとっては基準点とも言えるこの数字を上回らない限り、ファンはオジサン扱いを止めることなく日米の球史に残るスーパースターも晩年を
迎えたと悟るだろう。

シーズンが終わる秋の半ば頃、イチローと年齢の関係をファンや解説者はどう評しているか、非常に興味深いシーズンとなりそうだ。

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